実はこのサニーレタスは意図して作ったものではありません。
畑に植えるために苗を作っておき、しっかりした苗はハウスの中に1月定植し既に収穫が終わっています。
植えた苗の中には、小さくてハウスの中に植えられないものがあり、発芽していなかった場所の培土と一緒にプランターの中に土として投入したのと一緒に混ざっていたようです。
まだ外気の温度が低い中でも小さな苗のままで過ごしていましたが、気温の上昇と共に大きくなり立派なサニーレタスになりました。
時期にもよるのですが、僕のような少量多品目栽培にあって、一斉収穫だけを目指して栽培していると、収穫期間が短くなってしまいがちです。
それを伸ばすために、常に時期をずらしながら種を蒔いていくのですが、他の作業と重なってくると種蒔きがままならないことがあります。
イネでは、江刺の苗という言葉があり、畦に捨ててしまった苗の方が立派に育つものがある事を指しているのですが、今回のプランターの苗はそのような感じです。
苗半作という言葉もあり、苗作りはその作物の生育の半分以上を占める大事な課程なのですが、氏より育ちという言葉にもあるように、時期がずれて収穫出来るようになるならば、江刺の苗も捨てたものではないと感じたサニーレタスでしたね。
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