こだわりって何だろう

こだわりと聞くと何だかいい感じと捉えられますよね。
よくあるのが、こだわりのスープだとか秘伝の製法で使った~など色々あると思います。
でもね、そのこだわりとそこから得られる美味しさってイコールなのかなって思います。
これはこんなにこだわっているから美味しいなんていうのは、その人の独りよがりなのではないかと思います。
自分が無農薬で有機野菜を作っているから美味しいなんて言ったことは言えないかな。
それより、どんなものを使ってどんな工夫をしてどんな理論があって、それが理にかなっているかが重要で、結果として食べたら美味しかったというのを目指したいかな。
人は何々だから美味しいなどと、食べもしないうちから決めている所があり、僕はそれを頭で食べていると表現しています。
舌で感じることをしなければ、感動を味わえないのではないかなと思います。
自分以外の他者を受け入れて始めて自分の提供するものがわかるのではないかなと思っています。
そんな所から、こだわりというのは悪い意味では独りよがりの独善的な雰囲気が漂うのかな。
では、いい意味でのこだわりとはどんなものだろう。
それは、自らの信念に対する誇りと、他者を受け入れることができる謙虚さを併せ持つ事が結果としていいこだわりと言えるのではないだろうか。
少なくとも、自分はそうありたい。自戒を込めて。
実は、北浦和にある小料理居酒屋の女将さんは自らこだわって有機野菜を作りそれを提供している店に数ヶ月前に営業メールをし、自分のHPのURLもつけてみたのです。
しばらくして返信メールがあり、必要であればメールするとありました。
その後メールを待ってみましたがなしのつぶてでした。
まぁ、ここまではよくある話です。
しかし、たまたま人から請われて行った先の講習会で妻がばったりと女将さんに遭遇したとのことでした。
妻が自分のやっている料理教室などを清水農園だと告知したら、先の女将さんが清水農園を知っていると言ったそうですが、女将さん曰く、自分はあなたの所よりこだわって作っているからそちらより上だというようなことを言われたそうです。
自分の体調や不具合など、自分が作ったもので克服したそうでした。
僕自身のHPにもいちおうこだわりという部分を書いていますが、食べてもいないのに決めつけられる筋合いはないと感じましたね。
残念な人だなと感じます。
グーグルマップで見たところ、お店の評判は良いようでしたが、一つだけ酷評しているものがありました。
これをみたときに、自分自身が陥らないよう、自分自身を戒めようと思いましたね。

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